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予算内で解決!キッチンリノベーションで成功するコツ

お金のことリノベーション

 

家事をする人にとって、キッチンは家の要。

キッチンが快適なら、家族の時間はよりいっそう豊かなものになります。

家全体を変える予算はなくても、

キッチンをリノベーションするだけでも生活のしやすさはグンと上昇!

キッチンのリノベーションに成功するために、おさえておきたいポイントをまとめました。

 

キッチンリノベーションの基礎知識

 

こんにちは、子育て&マイホーム検討中ライターのSHIHOです。

 

このところリノベーションについていろいろ勉強している私ですが、キッチンを部分的にリノベーションするというワザもあることを知りました。

 

主婦にとって、キッチンの使いやすさって大切ですよね。キッチンがきれいで使いやすく整理されているだけで、女子力も上がる!って感じませんか?

 

今回は、キッチンリノベーションをするためのポイントを、コソダテリノベの小野雅司さんにお伺いしました。

 

いつがやり時? キッチンのリノベーション

 

キッチンの寿命は15年〜20年だと言われていますが、人それぞれ、生活スタイルや暮らす場所が異なるので、絶対にこの時期、というのは難しいものです。チェックポイントをまとめてみましたので、下記に多く当てはまっていたら、考えるタイミングだと思ってください。

 

キッチンリノベのチェックポイント10

  1. 水回りの腐敗が進んでいる
  2. 蛇口やシンク下から水漏れする
  3. 落ちない汚れがたまっている
  4. 排水溝のヌメリが取れず、詰まりや臭いがある
  5. 換気扇が故障している、汚れがたまっている
  6. 食洗機やIHクッキングヒーター、ガスコンロなどの故障
  7. 動線が悪く、使いづらい
  8. 家族が増えるのでもっと大きなキッチンにしたい
  9. 自分の好みに合わせたインテリアのキッチンが欲しい
  10. 収納しやすいキッチンに変えたい

 

キッチンのかたちとタイプ

 

キッチンは、大きく3つのタイプに分けられます。用途とライフスタイルに合ったタイプを見つけてみましょう。

 

①オープンキッチンタイプ

キッチンとダイニングに仕切りがないタイプ。開放感があり、コミュニケーションの場として役立ちます。反面、キッチンが丸見えになるので、つねに掃除や換気を心がける必要があります。ダイニングに配慮したレンジフードの使用がおすすめです。

 

②オープン対面キッチンタイプ

吊り戸棚を付けず、シンク上をオープンにしたタイプ。料理をしながらカウンター越しに会話もでき、作業する手元はあまり見えないので、プライベート感も保たれます。コソダテリノベでは一番オススメしているタイプです。

 

③クローズドキッチンタイプ

独立型のキッチンです。ダイニングの様子がわかりにくいというデメリットもありますが、匂いや煙がほかの漏れることなく、料理に専念したい人には向いています。

 

 

キッチン収納の達人になろう

 

キッチンは、調理器具、家電、調味料など、さまざまなモノが置かれる場所。使いやすさと動線を考えて、それらをどう収納するかを考えることが、キッチン作りの成功への第一歩です。

 

キッチンリノベーションは、収納の見直しも大きなポイント。

 

自分が持っているキッチン用品は、何がどれくらいあるかを把握し、収める場所を想定しておきましょう。

 

キッチン収納と使い方をまとめてみました。

 

キッチン収納はこう使いこなす!

 

吊り戸棚

目の高さから10〜15センチほどを吊り戸棚の下端に合わせて、高さを70センチ程度にするのがポイント。開閉式よりも、引き戸やフラップ形式のほうが怪我のリスクが少なくおすすめです。

 

シンク下

シンクしたにはボウルやザルなど、水まわりのものをシンク下に収納すると使いやすくなります。洗剤やスポンジのストックなどもここにまとめておくと便利です。

 

食器棚

オープン収納は出し入れが楽ですが、つねに見られてしまうので、掃除に気を遣います。片付けが苦手な方は、扉付きのものを選びましょう。奥行きの浅いものを選び、一列収納ができるもののほうが取り出しやすく便利です。

 

引き出し収納

奥行きのあるキッチンの場合、引き出し収納を考えてみましょう。中に収納するものはきちんと管理ができるように、引き出したものがパッと見渡せるかどうかをチェックしてください。

 

パントリー

常温保存の食品の保存に便利なパントリー。あると、何かと便利な収納スペースです。パントリーとして十分なスペースが取れなくても、キッチン内の収納の一部をパントリーとして使用する工夫をしてみましょう。

 

 

実際にいくらかかるの? 気になるキッチンリノベーションの予算

 

主婦としては、一番気になるのが、キッチンのリノベーションにはいったいいくらかかるのか、ということですよね。どれくらいの予算を想定しておけばいいのか、また、予算別にできる内容についても教えてもらいました!

 

キッチンリノベの予算別にできること

 

キッチンのリノベーション。だいたい、どれくらいの予算があればできるのでしょうか?

まずはざっくりとした予算から、できることをご紹介します。

 

50万円〜150万円

 

キッチンの場所を変えず、システムキッチンの交換だけなら、50万円前後で可能になります。

 

システムキッチンのグレードにより、また、壁紙の変更や床の補強などを加えると、価格は上がります。

シンプルな壁付けキッチンの変更なら、リーズナブルにできる

 

 

150万円〜400万円

 

150万円以上の価格帯になると、キッチンの形、配置から変更する工事が可能になります。

 

たとえば、壁付けシステムキッチンを対面型のキッチンや、アイランドキッチンに変更する場合、キッチンの撤去と設置作業、壁材床材の変更、排気用のダクト工事、水・ガスの配管工事、照明の取り替えなど、工事は多岐に渡ります。

 

憧れのアイランドキッチンで、家族が集まる楽しい空間作りを

 

 

キッチンリノベーションにかかる具体的な金額は?

 

キッチンの価格は、システムキッチンのタイプ・材質・パーツのグレードなどの組み合わせによって決まります。

 

 

システムキッチンのタイプ別費用相場

I型キッチン…15万円〜

壁付け型のポピュラーなタイプ。デザインが豊富で価格も幅広く選べます。

 

L型キッチン…60万円〜

コンロとシンクがL字状に直角で向き合っているタイプのキッチンです。人気のタイプで、素材やデザインもバラエティに富みます。売れ筋は70万円前後のもの。高いものになると130万円以上するものもあります。

 

アイランドキッチン…100万円〜

作業台を独立させた、文字通り島のようなキッチン。本体価格、工事費用とも高めの相場になっています。150万円前後が売れ筋です。

 

 

キッチンの材質をチェック!

 

ワークトップに使用される材質もピンからキリまであります。材質別に見てみましょう。

 

ステンレス……最もポピュラーな材質。錆びにくく衛生的ですが、デザイン性には乏しい印象も。費用は一番安くすみます。

 

メラミン加工……合板にメラミン化粧板を貼付けた材質です。継ぎ目がないため見た目が美しく、水に強いというメリットがあります。熱に弱いのがデメリット。費用は安く押さえることができます。

 

人造大理石(人工大理石)……最近はデザインや色も増え、ラインナップが充実した人気の材質です。お手入れがしやすく、傷がつきにくいというメリットがあります。天然石に比べて価格は安いのが魅力。

 

天然石……御影石や大理石など、天然のワークトップはハイグレードキッチンの代名詞。インテリア性も抜群です。高額になり、汚れや水がしみやすいというデメリットもありますが、自然素材の美しさはやはり憧れの存在と言えます。

 

ここだけ直したらいくら?パーツ別費用相場

 

キッチンでは、全体を変えるのではなく、気になるところだけ交換したい、新しくしたいという希望も多いもの。パーツ別の費用の相場をまとめてみました。

 

ガスコンロ→IHクッキングヒーター

本体価格+取り付け工事費用で10万円〜30万円

 

換気扇、レンジフードの交換

プロペラファンタイプは1万円前後、工事費を合わせて5万円以内

レンジフードは本体価格が6万円〜、工事費用は5万円程度

 

ビルドイン食洗機

システムキッチンの取り替えで追加する場合は+8万円〜

ビルドイン食洗機だけを新たに組み入れる場合は20万円〜

 

キッチンリノベは賃貸でも可能?

賃貸物件に暮らす人も、キッチンのリノベーションをすることは可能です。

 

キッチンのリノベーションはやはり大掛かりなもの。

当然ながら事前に賃借人の許可を取ることが必要です。

 

しかし賃貸住宅の原則である原状回復は難しいので、なかなかハードルは高いのですが、賃貸契約が完了した際にそのまま残置物として残して、賃貸人にその費用は請求しないという条件であれば、賃貸人も許可してくれることが多いでしょう。

 

ただし、キッチンリノベは最低でも50万円程度かかります。

その家にあと何年住むのか考えた方がいいと思います。

キッチンリノベにかかる費用と想定する期間のバランスが納得できるのであればしてもいいのではないでしょうか。

 

例えば最低でもあと10年は住むということであれば、50万円のキッチンリノベをするのであれば

「50万円÷10年×12か月=月々4200円程度」

となりますので、賃料がその程度上がってキッチンがきれいになるのであれば納得できるかもしれませんが、

5年しか住まなかった場合には月々8400円程度の負担となってきます。

 

それならばいっそのこと賃料がそれくらい高いところに引っ越してしまう方が、キッチンだけでなくトイレや浴室などの設備のグレードも上げられる可能性があります。

 

 

子育て世代にオススメのキッチンリノベーション

コソダテリノベでは、キッチンは家の中の主役、子育てにおいてとても重要な位置を占めていると考えています。

 

子育ての視点から、キッチンのリノベーションを考えてみましょう。

 

 

子育てにおすすめ!キッチンカウンター

 

「リビング学習」は、子どもの学力向上に一役買っていると話題になっています。

 

子どもは、閉鎖された部屋に閉じこもると、逆に集中力が湧かず、学習への意欲が下がります。適度に家族の立てる物音が聞こえる場所で、家族の気配を感じながら学習したほうが、集中力が高まる、という考え方です。

 

特に都内の住宅事情では、リビングに学習机を置くというのは難しいことが多いでしょう。

 

そこで、おすすめしたいのが、キッチンのカウンターを学習机の替わりにすることです。

 

お母さん(またはお父さん)がキッチンで作業をしている様子を感じながら、カウンターでは子どもたちが集中して学習や物づくりに取り組む。子どもにとっては、レスポンスがとても大切です。ふとわからないことをキッチンにいる大人に聞いたり、意見を求めたりすることで、安心感を得ながら成長していくことができます。

 

 

どっちがいい? IHキッチンとガスキッチン

 

IHキッチンとガスキッチンは、好みによって分かれますが、子育てという視点から見ると、どちらがいいのでしょうか。

 

まずは、両者のメリット・デメリットから検証してみましょう。

 

           IHキッチン  ガスキッチン

安全性          ◯        △

衛生面          ◯        △

メンテナンスのしやすさ  ◯        ×

料理のしやすさ      △        ◯

停電時の使用        ×        ◯

 

家族に幼児がいる場合、安全性は大切なポイントです。

火事や怪我のリスクが高いのは、やはりガス。とはいえ、ボタンを押すと加熱するIHは、最近の子どもたちにとっては簡単に扱えるものですから、こちらも怪我のリスクはないとは言えません。

 

小学生以上になると、キッチンに立って料理のお手伝いも日常的になってきます。その際、子どもにとって扱いやすいのはIH。子どもにも簡単に片付けることができるフラットな天板も魅力です。

 

しかし、「火を扱う」ということも、子どもにとっては大切な学習の一つだと、コソダテリノベは考えています。

子どもの不注意に気を配りながら、火を扱うとはどういうことか、火をどのように付き合っていくかを教えて生活するのも、素晴らしいことです。

 

コソダテリノベでは、お客様の子育ての考え方に寄り添いながら、ご家族のライフスタイルに最適なキッチンコンロをご提案しています。

 

 

キッチンリノベに成功するために

 

キッチンリノベーションに成功するためには、まずは、下記の5ポイントをチェックしてみましょう!

 

□ 現在のキッチンの問題点を洗い出す

□ キッチンリノベーションの予算を立てる

□ 好みのキッチンタイプを選ぶ

□ キッチンの収納計画を立てる

□ どこにお金をかけるか、パーツ別に考える

 

これらをもとに、リノベーションの計画を進めていくわけですが、ここに、さらに追加で考えておく必要のある項目をプラスします。

 

□ 家族の動線を考える

□ 15年後も使いやすいキッチンかどうか?

 

今の家族の年齢、動線を考えて、誰もが使い勝手のいいキッチンかどうかを考えておきましょう。

そして、ライフプランを見据えて、この先15年たっても、そのキッチンは使いやすいかどうか? ご自身の年齢やコンディションも合わせて、想定しておくと安心です。

 

キッチンは、長く大切に使いたいもの。

せっかくリノベーションをするなら、先々のことまで考えた、未来志向のキッチンにしたいですね。

 

コラムニストプロフィール

SHIHO

SHIHO

愛知県出身、34歳。おいしいものとインテリアが大好き。5歳と3歳の息子を育てながら、ママライターとして活躍中。夫は36歳、都内の某メーカーに勤務。現在は神奈川県某市で3LDKの賃貸マンションに居住。上の子どもが小学生になる前に、どこかに(できれば都内に)家を買いたいと考え、絶賛リサーチ中!

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