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マンションを買うベストタイミングとは?

お金のことライフプラン

 

ずばり、家を購入するには「ベストタイミング」があります。

早すぎても、遅すぎても、後悔してしまうのが人生最大の買い物。

わが家のマイホームはいつ買えばいいの!?

一番いいタイミングで家を買う秘訣を教えてもらいました。

 

こんにちは、ママライターのSHIHOです。

早すぎても、遅すぎても、後悔してしまうのが人生最大の買い物、

『マイホームの購入』です。

その中でも「マンション」は戸建に比べて、物件価格が安く、防犯の面でも安心なので今人気が高まっています。

それだけに、多くの人が不安に思っている

「マンションはいつ買えばいいの!?」

という疑問。

 

お子さんがいると就学のタイミングやその後の進学など、考えなければいけないことも多いはずです。

今回はこの疑問にお答えすべく、

ライフプランの専門家集団フリーピースに所属している、不動産業界出身のファイナンシャルプランナー・梶山さんにお話を伺いました。

憧れのマンションを購入するベストのタイミング、それは一体いつなのか。

一番いいタイミングで家を買う秘訣を教えてもらいました。

 

 

子育て世代のベストな買い時とは!?

 

SHIHO:梶山さん、家って、いつ買うのがベストタイミングなのでしょうか。

梶山:おお、いきなりズバリですね(笑)。

SHIHO:私もそうなんですけど、このタイミングについては、やっぱり迷っている人は多いと思うんです。結婚して、家族ができたら、誰もが考えることですし。

梶山:そうですね。世の中にはたくさんの世帯があって、それぞれに家族構成、年齢、年収、職業、環境すべてが違います。だから、簡単にいつ、とは言えないんですね。ですが、SHIHOさんのような、子育て世代の中心におられる30代前後のご家庭については、ある程度の目安があります。まずは、「家を買ってはいけないタイミング」について、お話ししましょうか。

SHIHO:家を買ってはいけないタイミング! そんなの、あるんですか。

 

家を買ってはいけないタイミング

梶山:結婚したばかりのときは、家を買うべきではありませんね。

SHIHO:ええっ? 結婚を機に家を買っちゃう人って、けっこういるんじゃないんですか?

梶山:確かに、そうなんですよ。新婚気分が高揚しているということもありますしね。実家から結婚のご祝儀ついでに、家を買うための頭金をもらったから、というケースもよくあります。しかし、結婚したばかりのお二人には、まだまだ未確定要素がいっぱいです。子どもは何人できるか。奥様の家庭と仕事とのバランスの取り方も、結婚してすぐにはわからないものです。

SHIHO:なるほど! 確かに、私自身も、結婚した当初は出版社に勤務していたんですが、出産を機に退社しました。

梶山:結婚直後の家購入には、いろんな失敗ケースがありますよ。会社員だった奥様の収入をアテに住宅ローンを組み、後に奥様が退社されて資金繰りに詰まってしまったご夫婦。子どもは作らないと決めて都心に1LDKのマンションを買った後に、双子に恵まれたご夫婦も(笑)。逆に、子どもは2人以上欲しいと広い家を買ったけれど、子どもができなかったというご夫婦もあります。

SHIHO:なるほど……結婚直後は、ライフプランがまだまだわからないですもんね。

梶山:もちろん、結婚直後からライフプランについて夫婦で話し合うことは大切だと思いますよ。でも、急ぎすぎると、まだ見えていなかった部分に気付くことができない場合があります。

SHIHO:長〜い間同棲してから結婚する……、というならいいかもしれないですけど、初めて一緒に暮らす二人は、ライフプランだけでなく、お互いの好みもイマイチまだわかっていないところ、ありますもんね。

梶山:そうなんです。結婚後はしばらく収支状況も見守りたいですし、生活パターンやインテリアの好みまで知って、夫婦がある程度納得できる状態からの家選びのほうが、無難だと思うんですよね。

 

住宅ローンと、買うべきタイミングの関係とは

 

SHIHO:結婚してすぐの家購入は避けたほうが無難、ということがわかりました。少し暮らしが落ち着くまでは、様子を見た方がいい、ということですね。

梶山:そうですね。ただ、これはあくまで、20〜30代の子育て世代をターゲットにしてお話しています。

SHIHO:子育て世代にとって、家購入のタイミングを見計らうために、必ず知っておいたほうがいいことってあるんですか?

梶山:生活が落ち着いて、なんとなくライフプランの見通しがついたら、知っておきたいのは、やっぱり「住宅ローン」です。

SHIHO:ドキ! そこ、私、一番知りたいんですけど、現実を知りたくない、というか……。

梶山:大金持ちでもなければ、普通の子育て世代が家を購入するのに住宅ローンを使わないというのはあり得ません。大きな買い物ですから、何十年も続く支払いについて恐怖感を抱く人も多いんですが、家は買わなければ借りるわけで、毎月必ずいくらかの住居費が出ているはずなんですね。その住居費が、家賃なのか、住宅ローンの返済なのかの違いですから、身構えるあまりにマイホームが買えなかった、なんてことのないようにしてください(笑)。

SHIHO:住宅ローンを通らずして、家は買えない……。まずは、何をしたらいいですか?

 

住居費にいくらかけられるかを確認しよう

 

梶山:自分たちでいくらの物件が買えるのかを具体的に考えてみましょう。現在の年収、これまでの収支。さらに今後の見通し、家族のライフプラン。これらをすべて洗い出していくと、月々、住居費にいくらかけられるかがわかります。

SHIHO:月々にかけられる住居費というと、つまり、家を買ったら、それが……。

梶山:そう、住宅ローンの返済額、ということになります。

SHIHO:その月々の返済額×12×ローン返済の年数が、私たちが買える物件の値段、ということになるんですね。

梶山:そうですね。そこに、頭金がいくら入るか、諸費用なども考え合わせると、さらに具体的な金額が出てくるわけです。

SHIHO:数学が苦手な私にも、なんとなく見えてきました。と、いうことは……いつから住宅ローンを払い始めるか、これが家を買うタイミングにつながっているんですね。

梶山:その通りです。マイホームに対して、月々いくらの住宅ローンを、何年払うことができるか。あまり遅いと、返済し終わる前に老後がスタートしてしまいます。

SHIHO:子どもたちが巣立ったら、ゆとりの老後を過ごしたいですもんね。できれば、夫が退職するころには、住宅ローンの返済を終えておきたいのが本音です。

梶山:定年が65歳だとすると、30年ローンで、住宅ローンの返済スタートは35歳。35年ローンなら、30歳でスタートすることになります。

SHIHO:がーん! 夫は36歳です! ヤバい!!

梶山:これだけで見れば、焦るのもわかりますが、物件の価格が押さえられれば年数も少なくてすみますし、ローンの残りは退職金から少し回すということもできますよね。いずれにしても、SHIHOさんのご家庭は、そろそろマイホーム購入について着手を始めてもおかしくない年齢だと言えます(笑)。現在の貯蓄額、収支を洗い出して、おおまかな予算出しからはじめてみましょう。これについては、また別途詳しくご説明したいと思います。

SHIHO:はい、ぜひ、よろしくお願いいたします!!

 

子育て世代が家を買うべきベストタイミング

育ち盛りの子どもと楽しく過ごせる家がほしい!

SHIHO:住宅ローンを25〜35年くらいで組むと想定して、夫の定年をひとつの目安にして考えると、家を買うべきタイミングって、30〜40歳くらいの働き盛りということになるんですね、やっぱり。

梶山:SHIHOさん、マイホームが欲しい理由って、何ですか?

SHIHO:うーん、やっぱり、子どもがのびのびと過ごせるスペースを確保したい、というのが一番かな。あとは、私はインテリアが好きなので、好きなようにプチDIYを楽しみたいとか……。

梶山:そう、やっぱり、一番は、お子さんと楽しく過ごせる場所づくりがしたい、ですよね。

SHIHO:はい、そうです!

梶山:人によって違いはありますけど、男性も女性も、働き盛りの時期って、やっぱり、子育てをする時期と重なっているんですよね。だからどうしても20代から40代の間に、お子さんがのびのびと育つ自分たちだけの居場所を作りたい、マイホームが欲しい、という気持ちになります。

SHIHO:そうなんです。いま、うちは3歳と、5歳の年中さんの子どもがいるんですけど、できれば、この子たちがまだ幼いうちにマイホームって、おぼろげに考えていました。

梶山:まさに、SHIHOさんのご家庭こそが、そろそろ家を買うべきベストタイミングに近づいていると言えますね。

 

子どもが小学生になる前後が、ベストタイミング!

 

梶山:マイホーム購入は、お子さんの年齢、人数、そして、今後かかってくる教育費と密接な関わりがあります。月々の住宅ローンを返済しながら、子どもたちが大学卒業するまでの教育費を支払っていけるかどうか。家族のキャッシュフロー表を作って、しっかりと確認をしておきましょうね。

SHIHO:そうか……、単純に住宅ローンの返済を開始すればいいというものでもないんですね。何年か先に来る大きな支出についても、考えておかなければ。

梶山:それから、お子さんたちの進学プランについては、何か決めていらっしゃいますか?

SHIHO:ええと、とりあえず、小学校は公立で、中学については、状況しだいで考えようかと……。

梶山:お子さんの通学のしやすさや、環境の良さも、マイホーム選びの大きな鍵ですよね。特に公立の小学校に通う場合は、地域との関わりが密になりますから、できれば低学年のうちには、暮らす地域を決めておきたいところです。途中で、マイホームを別のエリアに購入してしまうと、子どもは転校をしなければなりません。この時期の子どもにとって、友達関係は親子関係よりも比重を置かれる大切なもの。子どもによっては、ストレスを感じることも大いにありますよ。

SHIHO:小学校に入る頃には、定住の場所を決めたほうがいいんだ……。

梶山:中学で私立に入るなど、環境がガラッと変わるタイミングでもいいとは思うんですが、そこまで待つと、両親の年齢もそれなりに高くなりますよね。ご主人の年齢によっては、住宅ローンの借入金額が少なくなってしまう場合もあります。もし、遅めのタイミングで買うことを考えているならば、頭金のために十分な貯蓄をしておく必要があります。ただ、そのときはお子さんが教育費にお金がかかる年齢になっていますから、現実的ではないかもしれません。

SHIHO:子育て世代が家を買うべきタイミング、わかりました。それは、まさに、私たち家族にとっては、今なんですね。夫の年齢といい、子どもが小学校に上がる前であることといい……。

梶山:焦らせるわけではありませんが、まさにドンピシャでしたね(笑)。

子育て世代にとって、家を買うべきタイミングの条件まとめ

 

①収支が安定していること。

②住宅ローンが無理なく組めること。

③目標額の10%ほどは貯金があること。

④子どもが未就学前後であること。

 

SHIHO:まさに、わが家なんですね〜〜(汗)。これで、ますますマイホーム購入への弾みが付きそうです。特にお金のことは、もっとしっかり勉強したいので、梶山さん、またよろしくお願いします。

梶山:はい!素敵なマイホームが買えるように、アドバイスしますね。

 

コラムニストプロフィール

SHIHO

SHIHO

愛知県出身、34歳。おいしいものとインテリアが大好き。5歳と3歳の息子を育てながら、ママライターとして活躍中。夫は36歳、都内の某メーカーに勤務。現在は神奈川県某市で3LDKの賃貸マンションに居住。上の子どもが小学生になる前に、どこかに(できれば都内に)家を買いたいと考え、絶賛リサーチ中!

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