Column コラム

リノベーションマンションで、あなた好みのマイホームを手に入れよう

リノベーション

「リノベーションマンションは“お得”で“快適”」……そんな評判は、本当なのでしょうか。
近年、子育て世代も注目するリノベーションマンション。その人気の秘密に迫ります!

リノベーションマンションってどんなもの?

こんにちは!
私は34歳、5歳&3歳のやんちゃな息子がいるママライターのSHIHOともうします。
現在、絶賛マイホームを検討中!………なのですが……、
新築なのか、中古か。一軒家かマンションか。
選択肢がたくさんあるなかで、どんな物件をどう選べばいいのかわからず、雑誌やネットを見ては、途方に暮れているところです。
予算や、駅近がいいなど条件との兼ね合いもありますし、ますます難しさを実感している今日この頃……。

そんななか、「リノベーションマンション」が、がぜん気になりはじめています。
特に子育て世代にはリノベーションマンションがいいという噂がチラホラ。
なんでも、費用が安く済む上に、子どもを育てるのにピッタリの間取りと、好みのインテリアが実現できるとか……。それって、ホントなんでしょうか?

今回は、マイホーム探し中ママの代表として、リノベーションマンションの基礎知識について、コソダテリノベの小野雅司さんにインタビューをしてみました。

子育て世代のマイホーム選びの参考にしていただけたら、幸いです!

 

SHIHO : 「リノベーション」という言葉、実際はどういう意味なのでしょうか?

小野さん(以下敬称略):「リノベーション」とは、そもそも「刷新・改善・修理・再開発」などを意味する英語です。既存のシステムの一部を利用したり、それを創造的に壊すことによって、新しいシステムを構築すること。都市開発や企業確信、製品確信など、さまざまな分野で用いられる概念を指します。近年、日本では、「リノベーション」というと、建築物の改造を言うことに使われています。古い部分の補修や内外装の変更程度にとどまる「リフォーム」に対して、資産価値を高めるための大規模な改築をすることを「リノベーション」と言うことが多いですね。

SHIHO:「リノベーションマンション」の特徴は? 普通の中古マンションとはどう違うのですか?

小野:中古マンションのメンテナンスというと、壁紙やカーペットを張り替えたり、浴室やトイレの交換など、壊れたり劣化した部分を修理したり交換したりするのが主な目的ですよね。いわゆるリフォームと言われる範囲の工事です。リノベーションマンションは、そういった部分的なメンテナンスではなく、間取り変更を含めた大規模な改修もします。改修するときには、専有部分をほぼすべて解体し、新しい住空間として再生するのが特徴です。

SHIHO:ずばり、リノベーションマンションの良いところとは?

小野:自分好みの間取りとインテリアが一から実現できるところですね。子どもの人数など、家族の環境に合わせた家づくりができることが、最大の魅力ではないでしょうか。それから、改修と同時に、耐震補強やIT環境の整備など、既存の建物が新築時にはなかった新しい機能をプラスすることで、資産価値を上げることもできるんです。建物自体を壊さずに利用することで、環境に配慮した住まいとして評価も高いんですよ。

SHIHO:自分好みの間取りとインテリア……魅力的な響きです!

小野:家づくりは、子育てにも大きな影響を与えると思います。住まいに対する思い入れが強い人ほど、リノベーションマンションが向いていると思いますよ。

新築物件とリノベーション物件の違いは?

リノベーションマンションの概要は、なんとなくわかってきました!
既存の建物を再利用して、間取りから作り直せるマンション……という感じでしょうか。どうしても「中古」という言葉が付くと、古くさいイメージがありました。途中から急に新しくなった壁紙とか、段違いのユニットバスとか(笑)。これはいわゆる、中古マンションリフォーム済みのイメージと混同していたみたいです。リノベーションでは、自分好みに、きれいに一から作ることができるのですね。

それでも、日々、新聞の折り込みには、
「威風堂々、完成。地域の財産になる豪奢な邸宅」
……なんて、かなり大げさなキャッチコピーの付いた新築マンションのチラシが入って来たりします。なんだかな〜と思いつつ、ついつい間取りやスペックを眺めてしまう私。ピカピカな新築物件は、やっぱり魅力に感じてしまうんですけど……。

新築マンションをも凌駕する、リノベーションマンションの魅力なんて、あったりするんですか、小野さん?

小野:新築か、中古をリノベーションするか。どちらにもメリット・デメリットはあります。購入の費用面など、検討する材料はたくさんありますから、いろいろと比較検討されたらいいと思います。まずは、単純に、新築とはどういう物件かについてお話しますね。新築マンションは、ピカピカで新しいところに住めるというところが、一番のメリットですね。自分の部屋はもちろん、入口から駐車場など共用スペースまですべてができたてのホヤホヤ。セキュリティや共用ロッカーなど、最新設備も魅力的です。階数によって、間取りも違いますから、大型のマンションであれば、選択肢も多いでしょう。

SHIHO:うーん、そこまで聞くと、新築もやっぱり魅力的!

小野:ですね(笑)。ですが、やっぱり新築は購入時に高額なのが、一番の懸念材料。そして、ほとんどの物件が、決まった間取りから選ぶことになりますから、自分好みには限界があります。さらに、別棟で建てられたモデルルームを見て契約し、実際は出来上がった後でしか確認ができない、という点も、心配な部分です。

SHIHO:そうか……。建ってみてからじゃないと日当りなんかも、確認できないですもんね。

小野:眺めと日当りがいいからと言って買った9階建てのマンションの南側に13階建てのマンションが翌年建ってしまった、なんてこともありますよ。地域のことをよくよく調べてからでないと、なかなか決断できないものではありますが、新築マンションの営業マンの中には、すごくせかす人もいますからね。誰かに取られてしまう!という危機感から、つい急いで契約してしまう例もたくさんあります。

SHIHO:そういう点では、地域のことをじっくり調べてから中古マンションを買うというのは、慎重派の私には向いているのかも……。間取りも、うまく自分たちの暮らしにフィットするかどうか、わからないまま高額なマンションを買うなんて、怖すぎます!

 

 

新築vsリノベマンション、費用はどちらがお得?

それにしても、です。
新築マンションが高いのはわかるんですが、中古リノベーションだって、それなりに高いのではないでしょうか?
だって、中古物件を買って、そこをさらにリノベーション工事するわけですもんね。結局のところ、どちらも価格は変わらなかったりするんじゃないですか?

 

小野:SHIHOさん、マイホームを買うときに、まず、すべきことは何だと思いますか?

SHIHO:ギクッ。ええと、どんな物件に住みたいか、考えること、ですか?

小野:それは、もちろんなんですけど、そこはじっくり続けていただいて、まずは、自分たち家族がどれくらいの価格の物件に住めるのか、予算を立てるところがスタートです。SHIHOさん、予算は立てていますか? どれくらいのローンを払っていけるかなど、シミュレーションしたことは?

SHIHO:お恥ずかしながら、まだ、なんです。そうかぁ、そこからなんですね。

小野:ぜひご主人と、予算について話し合ってみてくださいね。では今回は、参考になるように、仮の予算を立てて考えてみましょうか。マンションの予算を、3,500万円と設定してみます。

SHIHO:3,500万円では、都内に3LDKの新築マンションを買うのは難しそうですよね。

小野:そうですね。でも、日本の平均年収から考えて、3,500万円のマイホーム予算は、決して低くはないんですよ。住宅ローンについては、また改めて勉強してもらいますからね。

SHIHO:は、はい……。

小野:SHIHOさんのおっしゃる通り、3,500万円では、都心に3LDKの新築マンションを買うのは難しいと思います。そうですね、ワンルームの値段ですよね。この値段で新築3LDKが欲しいとなると、都心は諦めて、郊外へ求めることになります。また、近年の新築マンションは供給数も少ない上に、高水準価格になっているので、かなり郊外で探すことになるかもしれません。

SHIHO:中古マンションなら、都心でも買うことができますか?

小野:諸経費については省いての説明になりますが、築年数によっては、たとえば2,500万円で3LDKの中古物件を探すことは可能だと思います。そこに、リノベーションをして、1,000万円。ざっと3,500万円で、都心で3LDKの暮らしを実現させることは不可能ではありません。

SHIHO:なるほど……。夫は都心の勤務なので、なるべく通勤の負担は減らしてあげたいんです。とはいっても、子どものために広さはキープしたくて。

小野:供給数の少ない新築マンションよりも、中古マンションなら、選択肢はかなりあります。また、新築物件は、価格設定時に約20%の利益を乗せて販売されていますから、購入後は資産価値が下がりやすいのですが、リノベーションマンションなら、資産価値は安定しています。物件は何度も見て確認ができますし、自分たちで作りなおしていく喜びもありますよ。

SHIHO:なるほど!なんだか、圧倒的にリノベーションマンションのほうが、お得に思えてきました!

あなた好みのリノベーションマンションで快適な暮らしを

小野さんに伺ったお話から、リノベーションマンションの利点がたくさん見えてきました。まとめてみると……。

  • 建物そのものの真新しさ
    新築マンション:◎  リノベーションマンション:△
  • 間取りの自由さ
    新築マンション:△  リノベーションマンション:◎
  • 物件価格
    新築マンション:高額になりがち  リノベーションマンション:安い物件も選べる
  • 創造性
    新築マンション:◯  リノベーションマンション:◎
  • 居住する前の確認
    新築マンション:建つまでできない  リノベーションマンション:その都度可能

 

もちろん、予算が無尽蔵にあれば、迷うことはありません。
でも、誰もが予算と条件を相談しながら、自分たちに叶えられる場所で、納得できる物件を購入したいと思うもの。

子どもたちのために、最低3LDKは欲しい。
夫の通勤の負担にならず、私の取材活動もしやすい都心に暮らしたい。
インテリアが好きな夫婦の趣味を活かして、おしゃれな家にしたい。

………そんな希望があるわが家には、リノベーションマンションがとても合っているように思えます。

今回は、リノベーションマンションの基礎知識について、小野さんに教えてもらいました。ますます興味が深まってきたので、次回からは、もっとリノベーションマンションについて深堀りしていきたいと思います!

 

 

 

 

コラムニストプロフィール

SHIHO

SHIHO

愛知県出身、34歳。おいしいものとインテリアが大好き。5歳と3歳の息子を育てながら、ママライターとして活躍中。夫は36歳、都内の某メーカーに勤務。現在は神奈川県某市で3LDKの賃貸マンションに居住。上の子どもが小学生になる前に、どこかに(できれば都内に)家を買いたいと考え、絶賛リサーチ中!

一覧に戻る